景気の良し悪しにより、相場も変動していきます。それでは、この景気と相場にはどういった関係性があるようです。まず、景気には四つのサイクルがあるといえます。「好景気」と「不景気」、そして、その間に出てくる「回復期」と「減退期」です。それに伴って、相場の流れにも影響が現れます。景気が上向いてくると、企業の設備投資や個人の消費などが増えていき、だんだんと好景気と言われているようになっていきます。金利的にはまだ低い水準である事が多く、お金の動きも活発といえると思います。このとき期は、「業績相場」なのです。好景気が過熱すると、今度は公定歩合の引き上げなどの金融の引き締めが行われます。金利が上昇していくと、お金の動きは鈍くなって行きます。この時期は、景気的にはまだ好調とはいえ、相場の反転が始まる為、「逆金融相場」となっているのです。企業の業績の悪化がみられ、下方修正も多くなると、景気の後退があらわれてきます。相場も下落し、閑散としていきます。このとき期は、「業績相場」の反対で、「逆業績相場」みたいですよ。不景気になると、政府によっては金融の緩和や景気対策などが行われます。低金利になったら、再びお金の流れも活発になっていき、相場は活気を取り戻して行きます。このとき期は、景気的にはまだ不況ですが、相場は底入れして上向きになっていく、「金融相場」となっているのです。以上のように、相場は上がったりさがったりを繰り返しながら、景気の動きよりも一歩先を進んで動いているといえると思いますー